モンサンミッシェルとノルマンディーのいなか町(ラ・ブイユ村立ち寄りコース)に参加しました。
パリは4度目で今まで何度か現地発の観光ツアーは経験してますが今回は本当に感銘をうけました。
定員50人余りのバスは完全に満席で、若い女性グループ、熟年ご夫婦、新婚カップル、母娘の旅行など様々な人たちがその日の同乗者でした。
早朝の静かなパリを抜け高速道路に入り、なだらかな丘陵地帯の刈り取りった小麦畑を見ながら、11時前にはノルマンディーの小さな村に到着しました。
セーヌ川のほとり白鳥がのんびりと泳いで、童話の中で時間が止まったかのような静寂と優しさ、手入れされた草花と窓辺の手作りのカーテンが和やかな気
持ちにしてくれました。村ではこのツアー客のために、小さな体育館の清潔なトイレを開けてくれ、パン屋も焼き立てのパンとタルトなどを売っていて(美味で安い)、その隣のカフェも格安でクレープとコーヒーセットを提供してました。早朝の集合で朝食抜きだった私たちには嬉しかったです。クレープは注文後に焼くためにこれを食べていると村を見て回る時間の調整が必要です。こんな小さな村なのに教会やステンドグラスもとても素敵でした。
放牧された牛や足の黒い羊たちがのんびりと草を食べているのが車窓から見え、旅の非日常ってこういうことか・・・心と洗濯だと思いました。
ガイドさんがテレビで特集された「世界遺産、モンサンミッシェル」のビデオをかけてくれ、到着するまでに軽く予備知識のおさらいができたのは良かったです。
しばらく走り、はるか前方にモンサンミッシェルの影が浮かび上がったのを見たとき涙がこぼれそうになりました。後で考えてみると、その不思議な光景は美しいというよりもっと神秘で崇高なものだったのでしょう。先人たちがこの建造物を残しておいてくれたことを素直に感謝しました。写真撮影のために指定された場所に数分降りましたがその場所から撮影して大正解でした。バスの中で見やすい修道院内地図やレストラン地図を渡され、とても役に立ちました。私は小さなレストランを見つけ直ぐに着席、注文からトイレを借りそこを出るまで35分ですみました。前菜・メイン・デザートとコーヒーで15ユーロでした。特に名物オムレツは高い店は45ユーロ、混んでいて見学を含め自由時間の3時間では食事にかかりすぎます。ガイドさんの的を得たアドヴァイスのおかげでゆっくりと見学しお土産を買い、入り口近くの郵便局が開いていたので絵葉書を買いその場で切手を貼って留守家族と友人に投函しました。ユネスコ世界遺産になるにはそれなりの歴史があるのは当然ですが、モンサンミッシェルはその全てが「凄い」です。建造物については多くのサイトに説明がありますので省略しますが想像以上に素晴らしいところでした。女性のガイドさんは知識が豊富で面倒見のよい申し分のない方でした。
帰路はヴァカンスから戻る車で混雑し、トイレ休憩は長蛇の列でした。パリに入ったのは9時半を過ぎてましたがセーヌ川に橋やエッフェル塔などのイルミナーションがきれいでした。オペラ付近でバスを降り、直ぐ近くのタクシー乗り場からホテルに戻り、私の素晴らしい一日が終わりました。「今日があってよかった」と思える日はあまり多くないですが誰にもあるでしょう。その日は私にとって特別な日であったと思いました。