建国以来200有余年の歴史を有するオ−ストラリアに、先住民族として生活を営んでいた民族「アボリジニ−」。4万年前の古代石器時代から独特の生活、文化、習慣を続け、現代にも尚、その伝統文化を表示し続けている。今回、アボリジニ−部族の一つ、ジャプカイ族の文化で 感じてみることにしました。7:00会場に到着。階段を上ると亜熱帯地方独特のは虫類、「とかげ」が描かれアレンジされたタイルのアプロ−チでお出迎え。7:20の開場まで、入り口右手の「SOUVENIR SHOP」を一覧。まさに「アボリジニ」一色の品々。多種多様に揃ったアボリジニ−作品はケアンズ街中では見られない。独特な色つけ、文様に興味のある人はこのSHOPを見に来るだけでも楽しいかもしれない。7:20開場され博物館内に入る。中には石器時代からの生活必需品、狩猟・漁業の道具などハイテクの現代とはほど遠い古代の生活の「知恵」の数々、四方に古代からの伝説が描かれた壁画がある。それらに見入っていると、突然「真っ暗」。一転して音響と光のイル−ジョン。クインカ(quinka)の魂、ガジャ(善)とティマラ(悪)に誘導される様に白い煙の中次のステ−ジへ。「火」と「水」の歓迎儀式。手渡された二本の拍子木状の棒をたたきながら、屋外の闇の庭園へと歩を進める。 知らず知らずのうちに、火を起こすことから始まると言われるアボリジニ−のコロボリ−(祭り)に自然参加させられていた。「火」を起こすまで独特の音楽が鳴り響く中、ステ−ジ上のアボリジニ−の指示に従い全員「Birri Wayii( 火お越し棒をこすれ ! )」の大合唱 !!! 火のついた矢が放たれ、水面から「たいまつ」をかかげた人を乗せた舟が表れ、次はたいまつの光に導かれ次のステ−ジへ。闇から明へ。現代文明の光の中に設けられたレストランへ。次は食事をいただきな
がらの「ジャプカイ ダンスショ−」。 肉・魚・サラダ・パスタ・ス−プ・和食と並べられたブッフェスタイルの食事を好みで選び、それぞれのグル−プ毎のテ−ブルでいただく。品数もある程度揃えられた食事をゆっくりといただき、くつろいだ頃合いを見計らってショ−の始まり。幸い座席が前から2列目、はっきりと見聞きできる場所が得られていた。ダンスショ−は様々なコロボリ−(祭り)の歌と踊りで構成され、生活に密着したことが表現されている。
* キャンプ地からキャンプ地へ異動の時の歌。
* キュランダで時々見られるという飛べない鳥「カソワリ」を表した踊り。
* 空高く舞う「プロルガ」を表した踊り。
* オ−ストラリアの地には欠かせない動物、カンガル−の表情を表した踊り。
* そのカンガル−を捕まえようとする男3人のコミカルな踊り。
*「コロボリ−」には必ず「火」ということか、ここで会場の人をステ−ジ上に呼んで「火起こし競走」。独特の民族楽器の響きで盛り上げながら古代からのやり方で火起こし競走。10分くらいで一つのグル−プの煙が上がり終了。最後にジャプカイの人たちが、アボリジニ−であることを誇りにしている意味の歌を歌ってステ−ジも終了。
レストランの中は、食事をいただきアルコ−ルの入った多くの人達が満足げに顔を紅潮させ拍手。日本人とそれ以外の国の人、半分半部の会場だがほとんど日本語でのアナウンスは
ない。これを良しとするか、ちょっと..と取るかは人それぞれでしょう。9:00準備されたデザ−ト、アイスクリ−ム・ケ−キ・飲み物をいただいて今日のすべてが終了。ショ−に出演していた人たちに声かけすると、気持ちよく一緒にカメラに収まってくれた。何年もオ−ストラリアの旅をする中で、先住民族の地を訪れ、絵画を見たり楽器を見聞きしたりしたが一緒に写真に収まったとき、何か今までと違う新しい発見をした感じがした。現代の文明文化の中で生きている若い彼らが、自分たちのSPIRITを知って貰いたい、残したい、と純粋に思っているように感じ取れたからであろうか。